はじかれたボーリングピンのように
谷底へ飛ばされた、両足のスキーはすっとび
体は、”かよわそうな”ネットにしつかりと受け止められた
けっこうな傾斜の途中にそのリフト乗り場があり
急停止して入り口で待つまもなく
孫が雪を高く飛ばしながら入ってくる
僕の脇5センチに着けるのが彼女の自慢だった
ボーダーが音をたてこけて行く
孫もノーブレーキで僕の背中に突っ込んでくる
ボーダーと孫が触れたかでバランスを双方失った様だ
背中に衝撃を受け何が何だかわからぬまま
谷に飛ばされた時は此れはまずいと瞬間感じ
ネットで止まっても体の痛みは尋常でなかった
半分諦めて脚を動かすと動いた、そして両足
腰、脚、足首、恐る恐る一部屋一部屋鍵を開けるみたいに
何とかリフトに乗りつぎ頂上でお茶にした
孫の加害者はけろっとセットのケーキをたいらげている
なんでもないようだ
重いゴムまりと、大きくても乾燥枯れ木の衝突は悲劇だ
此リフト、降り口は300㍍先 ネットはオレンジの支柱のもの
写真は木曜のもの
9時頃
2時 お茶タイムも終わり 3時まで滑っておいでと送り出し
外を眺めながら 一人痛みに耐える レストハウス
水曜日やっと時間がとれ浅草の整形外科に行った
なにしろ仰向けに寝ると痛くってたまらない
横向きに寝て反対に寝がえりを打つと痛さで目が覚めてしまう
ここ4日間2、3時間しか寝ていない
レントゲンを撮ると骨盤は異常なく尾てい骨のヒビだけだった
昨日は痛み止めを飲み寝たので8時間熟睡できもう安心だ
暖かいので上野公園でランチした
爽やかな水音をが数日の苦労を癒してくれる
尾てい骨に興味が湧き裏の博物館に立ち寄った
尾てい骨を見たいのだが動物は何故か皆尻尾が有り
あっちこっちうずくお尻を抑えながら歩き回った
係りに聞くとB3に案内してくれて色々説明して下さった
おなかから観た尾てい骨 3つに分かれている人と
1つにかたまっている人が居るそうだ
骨の総数が違って(206)くるそうだ
後ろから見た処
僕のはまん中から縦にひびが入っていた
内側に割れると腸を傷つけまずいそうだ
上は頭、頸椎第二を折ったのは50年前だ
そして腰椎第一の骨折
65歳以上は入場無料を始めて知る
ちょくちょく寄ろっと
人の体って良く出来てるよね
良く来て知って
もっと大事にしなくっちゃ。